第1回トルコフェスティバルが代々木公園で開催!!
9月7日と8日の2日間にわたり、一般財団法人ユヌス・エムレ トルコ文化センター主催によるトルコフェスティバルが代々木公園イベント広場で初開催されました。
トルコ料理や雑貨販売などのブースの出店が48もあり、眺めているだけでも楽しい気分に。野外ステージでは、民俗音楽やダンスなどのパフォーマンスが行われていました。
トルコ料理×サバ!?サバサンドを求めて凄い行列が!!
代表的トルコ料理といえばケバブ。日本でもすっかり定着しましたね。イベント会場内にも、ケバブを提供するブースがたくさんありました。
でも、最初に食べることにしたのは、サバサンドという未知の食べ物。サバサンドのブース前には、常に長い行列ができていたのでハズレはない気がして。
並んでいる間、検索したらサバサンドは、トルコの首都・イスタンブールで人気のあるB級グルメとのこと。日本人向けに作られたサンドウィッチではなかったのです。
オーダーの番が近づくにつれ、期待は高まってきます。鉄板で焼かれているサバから、とってもいい匂いが漂ってくるのですから。オリーブオイルとサバの油が絡まって、食欲がそそられることこのうえありません。
そして、サバサンドを手渡され、頬張ってみると、期待以上のおいしさでした。
普段食べているサバとは違うテイスト!! 肉厚のサバはとってもジューシー。オリーブオイルが生臭さを消し、うまみを閉じ込めているのです。
カリカリのサバ、シャキシャキの野菜類、ふっくらしたパンの相性が抜群。
クセになる味わいでした。
ひとつ残念だったのは、同じブースで売られていたフィッシュドネルケバブが早々に売り切りだったこと。
『日本は初上陸の魚のケバブ!!』の売り文句は強力すぎです。
串に刺さった巨大な魚の固まりは迫力満点‼
サーモンをはじめ、いろいろな魚のスライスが固まりを形成しているんです。ちょっとビックリしました。
絶対うまいはず。
いつか食べてみたいものです。
のびるアイスだけではない!!種類豊富なトルコのスイーツ
フードのブースはデザートも充実していました。
人気はやはりトルコアイス。
のびるアイスで、もうお馴染みですよね。
どのブースでも、アイスパフォーマンスが繰り広げられていました。
アイスにくっついたコーンをクルクル回転させて、取らせようとはしないのです。
なかなかアイスを手渡してくれません。
大人もですが、特に子供にバカウケ。
買わないにもかかわらず、ブースにかぶりつきて見て大笑いしていました。
種類も豊富にあります。
抹茶、マンゴー、あまおうなど。
そのように進化を続けるトルコアイスではありまして食べたいのはやまやまですが、今回は珍しいスイーツに決めました。
バクラヴァピスタチオです。
1コ200円の安さと、デザートの王様というので食べることに。
お菓子の『ロッテ パイの実』より少し大きいぐらいですが、味わいはとっても豊か。
バターが練り込まれた薄いパイ生地の層の間にピスタチオがたっぷり。
バターの風味はもちろんのこと、ピスタチオの香ばしさとシロップの上品な甘さのバランスが絶妙。
小さいスイーツなのですが、口の中で甘くて豊かな味わいがじわっと広がるのです。
かなり甘いです。甘いのが好みでない方にはおすすめできないほど。ちょっとビックリしました。
さらに追い打ちをかけるようにビックリしたのが、バクラヴァピスタチオと一緒に紅茶。
口の中の甘さを見事に打ち消してくれたのです。
めちゃくちゃ濃厚でビター。トルコの紅茶は蒸して濃く煮出した茶を、好みに応じて湯で薄めるとのこと。
日本の紅茶とは別物。超スイートなバクラヴァピスタチオスイーツにはベストな組み合わせではあります。
トルコ料理の定番といえばケバブ!!グランプリ3連覇のケバブを完食
魚だけではなく肉のケバブも食べました。
肉を回転させながら焼いて作る、ドネルケバブを。
近くで見ると、串に刺さっている大きな肉のかたまりは、大量の薄切り肉からできていることがよくわかります。
ケバブの評価はこの肉の味付け次第なのでしょう。
どのブースの肉のかたまりも、ニオイがよくておいしそうでした。
そのなかでも特に魅かれたのがケバブグランプリ3連覇を果たしたお店のブース。
案の定、抜群でした。
しっかりした肉厚と、見た目よりは脂っぽくなく、肉の味わいは上質。
肉と野菜のボリュームが素晴らしかったです。
トルコフェスティバルなのにおいしそうなタイ料理ブースも……
トルコフェスティバルの会場の片隅には、なぜかタイ料理のブースもありました。
しかも、食事の上限は500円というからとってもお手頃。
トルコフェスティバルを目当てに来てない、通りすがりの客には受け入れられていたようです。
味はともかく、500円で食べられるカオマンガイなんて日本で見かけることはありませんから。
撮影・文/シン上田
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